夜勤専従看護師がきついと言われる理由5選【10年以上続けて感じたリアル】

夜勤専従看護師

「夜勤専従は収入が高いし、やってみたい」と思う反面、

「体力的にきつそう」「長く続けられるのかな」と不安になる人も多いと思います。

今回は、10年以上夜勤専従看護師を続けてきた中で感じるリアルを紹介していきます。

生活リズムが崩れる

夜勤専従として働くうえで、まず乗り越えないといけないのが、昼夜逆転の生活リズムです。

昼夜逆転の生活になる

みんなが出勤する時間に仕事が終わって帰宅し、みんなが家でゆっくりしている時間に仕事へ向かいます。

家族や友人と予定を合わせにくい

休日も生活リズムは大きく変わらず、友達や家族と予定を合わせるのが難しいこともあります。

日中勤務の友達や家族とは生活時間がズレるので、孤独を感じることもあります。

夜勤明けでやっと眠りについた直後、宅配便のインターホンで起こされることも度々あります。

こんなとき、世間との時間のズレを感じます。

夜勤専従ならではのメリットもある

その一方で、

朝の通勤ラッシュに巻き込まれずに出勤できることは、夜勤専従のメリットです。

平日の空いている時間に映画や買い物へ行けることも、夜勤専従ならではの贅沢です。

人間関係が固定されやすい

夜勤専従で働くと、夜勤のペアが固定化されやすくなります。

夜勤ペアの影響を受けやすい

特に2人夜勤の病棟では、相手によって夜勤の忙しさが変わると言っても過言ではありません。

新人や若手スタッフのフォローが増える

新人さんや2年目の看護師とのペアになると、

  • 点滴漏れ対応
  • 採血フォロー
  • 急変時のサポート

など、自分がフォローに回る場面も増えます。

私は「仕事終わりは時間通りに帰る」割り切りタイプです。

でも、さすがに新人さんを1人残して先に帰るのは気が引けてしまいます。

苦手な人との勤務が続くこともある

また、同じ病棟に苦手な人がいる場合、勤務表が出るたびに「来月は誰と夜勤だろう…」と一喜一憂することになります。

夜勤専従は、人間関係が狭い分、関わりは濃くなりがちです。

そのため、一緒に働く相手の影響を受けやすい働き方だといえます。

体調管理が難しい

夜勤専従にとって難しいのは、「続けること」です。

長く続けるためには、自分で体調管理をすることが大切です。

夜勤は急な欠勤の影響が大きい

日勤だと、複数人で勤務しているので、急な欠勤が出ても受け持ち交代などで対応しやすいです。

他の病棟へ、応援要請をすることも可能です。

体調管理も仕事のうち

しかし、夜勤は少人数勤務です。

そのため、急な欠勤が出ると、代わりのスタッフを探すハードルが一気に上がります。

実際には、

  • 休みのスタッフへ連絡する
  • 日勤スタッフに急遽残ってもらう

などで対応します。

無理をしないことが大切

どれだけ気をつけていても、人間なので急な体調不良はやってきます。

そんなとき大事なことは、「無理して出勤しようとしない」ことです。

「ちょっとしんどいかも…」と思ったときには、我慢しないで相談することが大切です。

前日から体調不良を伝えておけば、夜勤待機として、休みのスタッフに声をかけてもらうこともできます。

私は今まで、体調不良で欠勤したことはありません。

夜勤専従は、自分の体をケアすることも仕事のうちだと感じています。

自分で判断しないといけないことが多い

夜勤は、日勤に比べると少ない人数で働きます。

少人数だから判断を求められる

日中よりも

「自分の判断力や技量が試される」場面が増えます。

例えば、

  • 患者さんの状態で気になることがある時
  • 点滴が入りにくい時
  • 採血がうまくとれない時

です。

日勤であれば、他のスタッフに変わってもらったり、すぐに相談したりできますが、夜勤では自分で考えながら対応しなければいけません。

急変時は特にプレッシャーが大きい

特に大変なのは、急変時です。

夜勤帯は、限られた医師しかいません。

日中であれば主治医へすぐ報告できますが、夜勤では主治医が不在のことがほとんどです。

その場合、普段の患者さんの状態や経過を、自分で整理して当直医へ伝えなければなりません。

他にも救急対応が重なる時など、医師が来るまでに時間がかかることもあります。

医師への報告に気を使うこともある

場合によっては、当直のみを担当する応援医師のこともあり、処方や点滴のオーダーを依頼する時に気を使う場面もあります。

私は、このやり取りが今でも一番苦手です。

将来への不安がある

夜勤専従の難しさは「続けること」です。

そして、その負担は年齢とともに大きくなっていきます。

年齢とともに疲労が残りやすくなる

20代の頃は、夜勤明けで出かけたり、ご飯に行くことも普通にできました。

でも、30代後半からは、だんだんそうはいかなくなります。

夜勤明けで出かけると、その日は大丈夫でも、翌日に疲れが一気に出るようになりました。

これは、多忙だった夜勤のあとも同じです。

20代は寝れば回復していた疲れが、翌日まで残るようになってきます。

普通の勤務であれば、夜勤明けの翌日は休みのことが多いです。

しかし、夜勤専従の場合、夜勤明けの翌日も夜勤入りという勤務になることもよくあります。

そうすると、体が回復しないままの次の勤務に入ることになり、疲れをずっと引きずってしまいます。

夜勤を続けられるか不安になる

この感覚は年齢とともに、だんだん大きくなっていきます。

私自身も、20代の頃は特に何も気にせず働けていました。

30代も、そこまで大きな変化は感じていませんでした。

でも、30代後半くらいから、

「これが先輩たちが言ってた感じか…」と思う場面が増えてきました。

40代に入った今、

「もう無理はできない」

というのが正直な本音です。

次の勤務に備えて、しっかり体を整えることが最優先になりました。

50代以降については、まだ自分自身が経験していないので分かりません。

それでも続けている理由

それでも私が夜勤専従を続けているのは、

  • 自由に使えるお金
  • 平日に使える時間
  • 人間関係に振り回されにくいこと
  • 自分のペースで働けること

など、夜勤専従ならではのメリットも大きいからです。

だから私は、無理せず、長く続けられる働き方を大事にしています。

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