この記事でわかること
- 夜勤専従に向いている人の特徴
- 向いていない人の特徴
- 10年以上働いて感じたリアル
- 日勤との違い
「夜勤専従って実際どんな人が向いてるの?」
「自分に合う働き方なんだろうか」
夜勤専従は、普通の日勤とはかなり働き方が違います。私は10年以上夜勤専従で働いてきましたが、この仕事は“体力だけ”では続かないと感じています。
むしろ大切なのは、
- 一人時間を苦痛に感じない
- 自分で生活リズムを整えられる
- 少人数の緊張感の中でも落ち着いて動ける
こういった部分です。今回は、実際に長く働いて感じた、夜勤専従に向いている人・向いていない人」の特徴を書いていきます。
夜勤専従看護師に向いている人の特徴
一人時間が好きな人
夜勤は、日勤より“黙々と働く時間”があります。2人夜勤だと、相手が仮眠に入っている間、1人になる時間もあります。
病棟が落ち着いていれば、2時間くらいナースコールが鳴らないこともあります。静かな時間に、軽く情報収集をしたり、本を読んだりしながら過ごすこともあります。
逆に、常に誰かと話し続けたい人には、少し合わないかもしれません。夜勤の相手によっては、ずっと話し続けたいタイプの人と働くこともあります。
私は、必要最低限の会話だけで十分なタイプです。興味が持てない話を、ずっと聞き続けるだけでも疲れてしまいます。だからこそ、静かな時間がある夜勤の働き方は、自分にはかなり合っていました。
生活リズムを整えられる人
夜勤で大事なのは、体力よりも自己管理だと思っています。夜勤の始まりから終わりまで、安定して動けるように、自分をコントロールする力が必要です。
例えば、
- 夜勤前にしっかり休む
- 無理な予定を入れない
- 頼まれても無理な時は断る
こういったことはかなり大切です。体力がそこまでなくても、時間配分を考えながら働ける人は、夜勤を続けやすいと思います。
また、睡眠が安定している人は強いです。
- 仮眠室でも眠れる
- 夜勤明けにすぐ眠れる
- 夜以外でも眠れる
こういう人は、夜勤の生活リズムに適応しやすい印象があります。
人間関係のストレスが苦手な人
夜勤は、日勤より関わる人数がかなり少ないです。夜勤で関わるメンバーは限られていて、日勤のように、いろいろな職種の人と常に関わることはありません。
その分、コミュニケーションのストレスはかなり減ります。私は基本的に、“仕事以外の仕事”が苦手です。
- 委員会
- 係活動
- 会議
- リーダー業務
こういった業務は、かなりストレスでした。夜勤専従になると、そういった負担が減る職場も多いです。「看護の仕事は嫌いじゃない。でも人間関係や周辺業務で消耗してしまう」そんな人には、かなり合う働き方だと思います。
緊張感がある場面でも落ち着ける人
夜勤は少人数での対応になります。病院では不思議と、夜に急変が重なることがあります。昼間ならそこまで大変ではないことも、夜勤だと一気に重たい状況になります。
まず、人を集めるところから始めないといけません。さらに、家族への連絡もあります。深夜に電話をかけるので、昼間より精神的なハードルが高いです。
夜勤では、“完璧さ”より“冷静さ”が大事だと感じています。昼間なら順番通り進められることも、夜勤では、「今、本当に必要なことは何か」を考えながら動かないといけません。
また、後から必要になりそうなことを、落ち着いているうちに先回りして準備しておく力も必要です。最小限の動きで、必要な結果を出す。夜勤は、そういう考え方がかなり重要だと思います。
日勤の働き方が合わなかった人
私は、日勤の働き方がかなり苦手でした。日勤前は、パソコンよりスタッフ人数が多く、取り合いのような雰囲気になることもあります。そのため、前残業して情報収集しないと間に合わないこともありました。
さらに日勤は、
- 検査の進み具合
- 他スタッフの状況
- 清潔ケア
- ヘルパーさんの忙しさ
など、自分ではコントロールできないことで予定が崩れやすいです。常に周囲に合わせながら動く必要があります。
また、「他の人がまだ休憩に行けていないのに、自分だけ行っていいのかな」と気を使うことも多く、精神的にかなり疲れていました。患者さんとの会話も、日勤では長くなることが多いです。
その点、夜勤は最低限のコミュニケーションで済む場面も多く、自分のペースで働きやすいです。日勤で消耗していた人が、夜勤専従になって精神的に楽になるケースは、実際かなり多いと思います。
夜勤専従のメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

夜勤専従看護師に向いていない人の特徴
睡眠が安定しない人
夜勤後に眠れない状態が続く人は、かなりしんどいと思います。疲れているのに、気分が高揚して眠れないタイプの人もいます。
実際、私の周りでも、眠剤を飲みながら働いている人がいました。また、慢性的な寝不足はかなり危険です。夜勤明けに寝ず、ぼーっとした状態で長時間起き続けるのは、体への負担がかなり大きいです。
そんな時は、
- 21時までに寝る
- 次の日は昼過ぎまで寝る
など、しっかり睡眠時間を確保する工夫が必要です。短時間の仮眠ばかり繰り返していると、深い睡眠が取りにくくなり、少しの音でも目が覚めやすくなります。
日勤と夜勤の混合勤務で崩れやすい人
日勤と夜勤が混ざる勤務は、かなり負担が大きいです。夜勤明けの次の日が休みでも、しんどくて動けないこともあります。
私自身、夜勤そのものより、“日勤と夜勤が混ざること”のほうがきつかったです。夜勤専従になると、時間の使い方や仮眠の取り方が自然と上手くなり、生活リズムも整いやすくなりました。
「夜勤=楽」と思っている人
夜勤は、日勤より静かな日も多いです。ですが、急変や緊急入院があると、一気に忙しくなります。同じ緊急対応でも、昼間のように多人数で分担できるわけではなく、少人数で対応しないといけません。
基本的に、病棟にいる患者数は昼も夜も大きくは変わりません。その分、1人あたりにかかる責任は重くなります。静かな時間がある一方で、少人数だからこそのプレッシャーも大きい仕事です。
夜勤専従のデメリットや、きついと言われる理由については、この記事で詳しく解説しています。

まとめ
夜勤専従は、かなり向き不向きが分かれる働き方だと思います。ただ、「体力がある人」が向いているというより、
- 一人時間が好き
- 人間関係のストレスが苦手
- 自分で生活リズムを整えられる
- 落ち着いて行動できる
そんな人のほうが続きやすいと感じています。
逆に、日勤の働き方が合わず苦しんでいた人が、夜勤専従になって楽になるケースも実際多いです。私自身も、そのタイプでした。10年以上続けてきて、夜勤専従は、“合う人にはかなり合う働き方”だと感じています。



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