夜勤専従看護師の人間関係はきつい?【実際に働いて感じたこと】

夜勤専従看護師

夜勤専従に興味がある人の中には、

「夜勤専従の人間関係ってどうなんだろう?」

「日勤よりラクなのかな?」

「少人数だから逆にきついのかな?」

と気になっている人も多いと思います。

私自身、夜勤専従看護師として10年以上働いてきました。その中で感じたのは、「人間関係がラクな面もあれば、少人数だからこそ大変な面もある」ということです。

この記事では、実際に働いて感じた夜勤専従の人間関係について正直にお伝えします。

夜勤は少人数なので人間関係の影響が大きい

夜勤専従は人間関係がラクだと思われがちですが、実際は少人数だからこそ人間関係の影響を強く受けます。

苦手な人と同じ夜勤だと空気が重い

苦手な人と同じ夜勤になると、どうしても空気が重くなります。私自身も、「今日はこの人と夜勤か…」と思いながら出勤したことがあります。

日勤であれば他のスタッフと関わる機会も多く、少し距離を取ることもできます。しかし夜勤は少人数で働くため、合わない相手とも協力しながら業務を進めなければなりません。

夜は長時間一緒にいる

また、患者さんが眠っている時間帯はナースステーションで過ごす時間も長くなります。

何もなければ淡々と業務をこなせますが、ナースコールもなく落ち着いている時間は同じ空間で過ごすことになります。

逃げ場が少ない

さらに夜勤は長時間勤務です。仮眠時間以外は基本的に一緒に行動するため、人間関係の良し悪しが働きやすさに直結します。

1人で完結できない業務のときなど、苦手な相手であっても仕事として協力しないと業務を完了できないこともあります。少人数だからこそ、人間関係が濃くなりやすいのが夜勤の特徴だと思います。

日勤より人付き合いが少なくラクな面もある

一方で、夜勤専従は日勤より人付き合いが少なく、実際ラクな面も多いです。

委員会や会議が少ない

職場にもよりますが、委員会や会議への参加が少なくなる場合があります。日勤では委員会活動やカンファレンスなど、人と関わる機会が多くあります。

しかし夜勤は業務が中心になるため、多人数の中で過ごす時間は比較的少なめです。

必要最低限の関わりで済むことも多い

落ち着いている時間帯は、自分たちも食事や仮眠を取るため、必要以上に雑談をする機会も多くありません。そのため、仕事とプライベートを分けたい人や、人付き合いが苦手な人には合っている場合もあります。

人付き合いが苦手な人には合う場合もある

実際に「日勤の人間関係がしんどかったけど、夜勤専従になってラクになった」という人もいます。

退院前カンファレンスや褥瘡回診など、多職種と関わる場面が多い日勤と比べると、人間関係のストレスは少なく感じるかもしれません。

夜勤は協力できるメンバーだとかなり働きやすい

夜勤は人数が少ないからこそ、一緒に働くメンバーによって働きやすさが大きく変わります。

夜勤はお互いのフォローが欠かせない

急変対応が発生することもありますし、検査出しが遅れて夜勤帯にかかることもあります。忙しい時間帯には、お互いの協力が欠かせません。

そのため、

・自然にフォローし合える人
・落ち着いて対応できる人

と一緒の夜勤はとても働きやすいです。

相性の良いメンバーだと働きやすい

私自身、仲の良い同期や相談しやすい先輩、気を使わずに話せる後輩と夜勤に入ると安心感があります。ナースコールが落ち着いている時間にはゆっくり話ができることもあり、楽しい夜勤になることもあります。

夜勤特有の“静かな空気”が合う人もいる

夜勤には日勤とは違う独特の雰囲気があります。静かな環境で落ち着いて働きたい人には、夜勤専従が合う場合もあります。

日勤よりバタバタ感が少ない

日勤ほどバタバタすることは少なく、業務もある程度ルーティン化されています。また、電話対応や面会者対応も少なくなります。

電話対応や他職種対応が少ない

消灯後は患者さんも眠るため、ナースコールもトイレ介助などが中心になります。家族からの連絡や時間調整などもほとんどありません。

落ち着いた環境が好きな人に向いている

さらに、医師や他職種の出入りも少なくなります。

そのため、

・落ち着いた環境で働きたい
・淡々と仕事を進めたい

という人には夜勤専従が向いていると感じます。反対に、人と話すことが好きな人や賑やかな雰囲気が好きな人には、少し物足りなく感じるかもしれません。

結局は職場やメンバー次第な部分が大きい

夜勤専従の人間関係は、正直なところ職場やメンバーによってかなり大きな差が出ます。

病棟によって雰囲気は大きく違う

同じ病院でも病棟によって雰囲気は大きく異なります。急性期の患者さんが多い病棟では常に緊張感がありますし、比較的落ち着いた病棟ではゆとりを持って業務を進められることもあります。

夜勤メンバーの経験値で働きやすさが変わる

私が勤務している小児科と内科の混合病棟でも、その日の患者さんの状況によって忙しさは大きく変わります。

子どもの患者さんが多い日はナースコールも増え、病棟全体が慌ただしくなることがあります。そんな時でも、小児科と内科の両方に対応できるベテランスタッフと一緒だと安心して働けます。

人間関係の良し悪しが夜勤の満足度を左右する

夜勤は少人数だからこそ、お互いにフォローし合える関係がとても大切です。実際、人間関係が良かったから続けられた時期もありました。

反対に、「このメンバーと働くのはしんどいな」と感じたこともあります。結局のところ、夜勤専従の人間関係は仕事内容以上に、一緒に働く人に左右される部分が大きいと感じています。

まとめ

夜勤専従には、

  • 人間関係がラクな面
  • 人間関係がきつい面

の両方があります。

ただ、実際に10年以上働いて感じるのは、「人数が少ない分、人との相性の影響がかなり大きい」ということです。

夜勤専従を検討している方は、給料や勤務日数だけでなく、人間関係や職場の雰囲気も必ず確認することをおすすめします。

実際に働いてみないと分からない部分もありますが、もし合わなければ職場を変えるという選択肢もあります。夜勤専従は働く環境によって満足度が大きく変わる働き方です。

また、長く夜勤専従を続けるためには、夜勤明けの過ごし方も大切だと感じています。

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だからこそ、「どこで働くか」を大切にしてほしいと思います。合う職場やメンバーに恵まれれば、とても働きやすい環境になります。

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