夜勤専従看護師は給料が高い反面、病院選びを間違えると「こんなはずじゃなかった」と後悔することがあります。
実際、同じ夜勤でも
- 仮眠がしっかり取れる病院
- 夜勤人数に余裕がある病院
- 常に人手不足で余裕のない病院
では、働きやすさが大きく変わります。私自身、10年以上夜勤専従看護師として働いてきましたが、給料だけで求人を選ぶのはおすすめしません。
この記事では、私が10年以上夜勤専従として働いてきた経験をもとに、求人選びで失敗しないための5つのポイントを紹介します。
給料だけで選ばない
夜勤専従の求人を見ると、まず目に入るのが給料です。もちろん収入は大切ですが、給料だけで判断するのはおすすめできません。
夜勤手当が高くても楽とは限らない
夜勤手当は1回あたり1万円未満の病院もあれば、1万6,000円程度の病院もあります。夜勤専従になると、日勤+夜勤4回程度の一般的な勤務と比べて、手取りが10万円前後増えることもあります。
私の実際の給料については、こちらの記事で詳しく公開しています。

ただし、夜勤手当が高いからといって働きやすいとは限りません。忙しさや負担が大きいからこそ、高めに設定されている場合もあります。
給料が高い病院には理由があることも
夜勤専従の単発バイトでも、1回3万円程度から5万円程度まで大きな差があります。
しかし常勤の場合は、夜勤手当だけで大きな差が出ることは少なく、
- 基本給
- ボーナス
- 福利厚生
- 退職金
なども含めて考えることが大切です。
仮眠が取れるかを確認する
私が求人を見るときに最も重視しているのが仮眠です。
2時間と90分では大きく違う
仮眠時間は病院によって異なり、2時間の職場もあれば90分の職場もあります。たった30分の差でも、実際に働くと疲労感は大きく違います。
この30分で、
- トイレを済ませる
- 軽く食事をする
- 寝る準備をする
- 少しでも眠る時間を確保できる
私自身、夜勤専従を長く続けるうえで「仮眠が取れるか」は給料以上に大切だと感じています。
仮眠が取れない職場は消耗しやすい
重要なのは、仮眠時間の長さではありません。実際に仮眠が取れる環境かどうかです。病院によっては仮眠時間が設定されていても、業務が忙しくほとんど休めないことがあります。
それが当たり前になっている職場もあります。夜勤専従を長く続けるなら、仮眠環境は最重要ポイントだと思います。
夜勤人数を確認する
夜勤人数も重要な確認項目です。病院によっては、患者数に対してギリギリの看護師数でやりくりしているところもあります。規定ギリギリではなく、余裕を持った人数配置をしている病院の方が安心して働けます。
少人数すぎると負担が大きい
夜勤人数が少ない病棟では、
- コール対応
- 急変対応
- ナースコールが重なる時間帯の対応
など、1人あたりの負担が大きくなります。私自身も夜勤人数が少ない病棟で働いた経験があります。夜勤では、不思議なことに患者対応が重なることがあります。
1人の患者さんがトイレに行きたいと言い出すと、なぜか他の患者さんも次々とトイレを希望します。また、1人が発熱すると、別の患者さんからナースコールが鳴ったり、別の対応が必要になったりすることもあります。
こうした対応が重なると、予定していた休憩時間や仮眠時間を十分に取れないことも少なくありません。同じ給料でも、夜勤人数に余裕がある病棟の方が、圧倒的に働きやすいと感じます。
病棟の忙しさを確認する
急性期病棟と慢性期病棟では、夜勤の忙しさは大きく異なります。患者層や緊急入院の受け入れ頻度によって負担も変わるため、求人票だけでは分からない部分もあります。そのため、給料だけでなく、自分に合った病棟を選ぶことが大切です。
自分に合う病棟を探す
給料だけではなく、
- 急性期が向いているのか
- 慢性期が向いているのか
- 精神科が向いているのか
給料だけでなく、自分に合った病棟を選ぶことも、長く夜勤専従を続けるためには大切です。
求人票だけでは分からないことは確認する
仮眠が取れるか確認する
実際の勤務状況は求人票だけでは分かりません。働いている人に聞かなければ分からないことも多いです。そのため私は転職サイトを活用するのも有効だと思います。
担当者を通じて、
- 仮眠は取れているか
- 夜勤専従は何人いるか
- 夜勤回数は安定しているか
などを確認してもらえる場合があります。見学をするのもおすすめです。また、見学後に断る場合も、転職サイト経由の方が心理的な負担は少ないと感じます。
夜勤回数が安定しているか確認する
夜勤専従は夜勤回数によって収入が変わります。希望する回数に安定して入れるかも重要な確認ポイントです。
勤務環境を確認する
人間関係は大切ですが、正直なところ運の要素も大きいです。良い人ばかりの病棟でも、たった1人の異動で雰囲気が変わることもあります。
一方で、仮眠時間や勤務条件、夜勤人数などは事前に確認できます。私は人間関係よりも、自分で選べる勤務環境を重視した方が後悔は少ないと思っています。
まとめ
夜勤専従看護師の求人選びで失敗しないためには、給料だけで判断しないことが大切です。
- 給料だけで選ばない
- 仮眠が取れるか確認する
- 夜勤人数を確認する
- 自分に合った病棟を選ぶ
- 夜勤回数が安定しているか確認する
私自身、10年以上夜勤専従を続けてきて感じるのは、「人間関係が良い職場」よりも「無理なく続けられる職場環境」を選ぶ方が、結果的に長く働けるということです。
求人票だけでは、実際に仮眠が取れるか、夜勤人数、人間関係などの内部事情までは分かりません。私自身、転職活動では転職サイトの担当者に職場の雰囲気や働き方を確認してもらっていました。
入職後のミスマッチを減らすためにも、気になる求人があれば1人で判断せず、担当者から詳しい情報を聞いておくことをおすすめします。


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