「夜勤専従看護師って何歳まで続けられるんだろう?」
夜勤専従に興味がある人や、現在働いている人なら一度は考えたことがあると思います。私自身、公的病院で夜勤専従として10年以上働いてきました。
20代、30代、そして40代と年齢を重ねる中で、体の変化や働き方に対する考え方も少しずつ変わってきました。この記事では、実際に夜勤専従として働いている立場から、
- 夜勤専従は何歳まで続けられるのか
- 年齢とともに感じる変化
- 長く続けるためのコツ
について、実際の経験をもとに詳しくお伝えします。
夜勤専従看護師は何歳まで続けられる?
結論からいうと、夜勤専従は「何歳まで」と一概には言えません。実際には年齢そのものよりも、体力や睡眠との相性のほうが大きく影響します。
夜勤の生活リズムに慣れている人は長く続けやすく、逆に若くても夜勤が合わない人は早い段階でつらく感じることがあります。
実際に働いていると50代以上も珍しくない
私の職場には55歳で夜勤専従を続けているスタッフがいます。その方は一度、みんなと同じ日勤+夜勤の勤務に戻ったことがありました。
しかし日勤と夜勤を繰り返す生活のほうが体に合わず、結果的に夜勤専従へ戻ったそうです。また、60代に近いスタッフもいます。共通しているのは、若い頃から「夜勤のほうが楽だった」ということです。
ベテランほど夜勤が上手いこともある
長く続けている人は、自分なりの夜勤の流れを確立しています。
- 夜勤前の過ごし方
- 仮眠の取り方
- 夜勤明けの回復方法
などを経験から身につけているため、効率よく体を休めることができます。体力だけでなく、経験も大きな武器になると感じています。
続けるのが難しくなる理由
睡眠が取りにくくなる
年齢を重ねると、睡眠の質が変わってきます。以前はぐっすり眠れていたのに、
- 夜勤前に途中で目が覚める
- 眠りが浅くなる
- 長時間眠れなくなる
といった変化を感じることがあります。夜勤専従では睡眠が何より大切なので、この変化は意外と大きいです。
体力の回復に時間がかかる
同じ時間寝ても、若い頃に比べて疲れが残りやすくなります。また、疲労から回復するまでの時間も長くなります。以前なら夜勤明けに少し寝れば回復していたものが、今では翌日まで疲れが残ることもあります。
家庭環境の変化
年齢を重ねると、体力だけでなく生活環境も変わってきます。親の介護や家族の事情などで、夜勤中心の生活が難しくなる人もいます。夜勤専従を続けられるかどうかは、体力だけでなく生活環境も大きく影響すると感じています。
長く続けるために大切なこと
無理に夜勤回数を増やさない
収入を増やしたいからといって、無理に夜勤回数を増やすのはおすすめできません。私自身は月10回程度を目安にしています。
欠員などで追加勤務を頼まれることもありますが、本当に必要なとき以外は無理してひきうけないようにしています。長く続けるためには、頑張りすぎないことも大切です。
睡眠を最優先する
夜勤専従で最も重要なのは睡眠です。勤務中の仮眠は2時間程度確保されている職場が多いですが、忙しくて十分に取れない日もあります。それでも、30分しか時間がなくても仮眠に行くようにしています。
少しでも眠った場合と全く眠らなかった場合では、朝の体の楽さがまったく違います。短時間でも仮眠を取る習慣は非常に大切だと感じています。
職場選びも重要
長く夜勤専従を続けるなら、職場選びも重要です。常に忙しく、仮眠がほとんど取れない病棟では、長期間働き続けるのは難しいと思います。一方で、探してみると仮眠がしっかり取れる病院もあります。
夜勤専従を考えるなら、
- 仮眠が取れるか
- 夜勤の負担が極端に大きくないか
は必ず確認したほうが良いポイントです。気づかないうちに体を酷使してしまう環境は避けたほうが無難です。
私が40代になって感じる変化
20代は夜勤前の睡眠を気にしていなかった
20代の頃は、正直そこまで夜勤前の睡眠を意識していませんでした。昼前に起きても問題なく夜勤に入れていましたし、夜勤明けも比較的すぐに回復していました。「夜勤はきつい」と言われても、あまり実感はありませんでした。
30代になると疲れが残る日が増えた
30代になると、夜勤自体は問題なくできるものの、疲れが翌日に残ることが増えてきました。夜勤明けに少し寝れば回復していたものが、しっかり休まないと疲れが抜けないこともあります。
それでも夜勤の生活リズムには慣れていたため、大きな支障は感じていませんでした。むしろ日勤と夜勤を繰り返す勤務に戻りたいとは思いませんでした。
40代になって睡眠の重要性を強く感じるようになった
40代になって一番変わったと感じるのは、体力そのものよりも睡眠との付き合い方です。以前は12時前に起きても問題ありませんでした。
しかし今は、13時過ぎまでしっかり眠れた日と比べると、夜勤中の体の楽さが全く違います。差は1〜2時間程度ですが、夜勤中の疲労感はまるで違います。
若い頃は気にならなかった睡眠時間が、今では夜勤のコンディションを大きく左右するようになりました。年齢とともに体力が落ちたというよりも、睡眠不足の影響を受けやすくなったという感覚に近いです。
今のところ辞める理由はない
40代になって若い頃との違いを感じることは増えました。それでも、今のところ夜勤専従を辞めたいとは思っていません。むしろ日勤と夜勤を繰り返す働き方よりも、夜勤専従のほうが体は楽だと感じています。
大切なのは年齢ではなく、自分の体に合った働き方かどうかだと思います。私の職場でも50代で夜勤専従を続けている人は珍しくありません。
そのため現時点では、「何歳までできるか」よりも、「その時の体調に合わせて続けられるか」を大切に考えています。
まとめ
夜勤専従看護師は、年齢だけで続けられるかどうかが決まるわけではありません。実際に50代以上で活躍している人も多くいます。
一方で、
- 睡眠の変化
- 体力の回復力
などによって働き方を見直す人もいます。
長く続けるためには、
- 無理に夜勤回数を増やさない
- 睡眠を最優先する
- 仮眠が取れる職場を選ぶ
ことが大切です。私自身も40代になり、若い頃との違いを感じるようになりました。それでも今のところ夜勤専従は十分続けられています。
これから50代になれば、また違った変化が出てくるかもしれません。それでも現時点で感じているのは、「夜勤専従は年齢よりも、自分の体との相性が大切」ということです。



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